神様は朝に目覚める、投稿１周年に寄せて。 2011/03/15__00:13

東北関東大震災、大変なことになっていますね。

たくさんの友達やその家族が被害に会われました。

連日ツイッターやTVの報道を見ては、

近いようで遠い被災地のことを思います。

 

今日３月１５日、

「神様は朝に目覚める」を投稿して１年が経ちました。

早いものです。ついこの間だと思っていたのに。

 

自分の曲について書くのは苦手なのですが、

何かの足しにでもなればと思って書きます。

あるいは僕自身のために。

 

この曲を書いたとき、僕の頭の中にあったのは

『元に戻らないものについて』でした。 

もちろん歌詞がそれに限定したものではないということは

断っておきますが。

 

時間が経つこと、大人になること、物が失われること。

人が死んでしまうこと。

 

太陽は沈めばまた登る。

けれどもそうじゃないものも多くて。

片方に寄ると行ったきりになってしまうものだらけです。

perfect disagreement

 

物理の世界じゃないけれど、世の中は非対称にできていて、

それを飲み込むのに僕はずいぶんと長い人生を要しました。

 

けれどそんな世界にだってきっと信じていいものもあって、

それは誰かが神様と呼んだり奇跡と呼んだりするんだろうけれど、

名前なんてどうだっていいけど、きっとそれはどこかにあって。

いや、あって欲しいと僕は願っていて。

 

夜の時間にいくら祈っても光は満ちないけれど、

昼の時間に祈ればもしかすれば雲間は晴れるかもしれない。

夜の間はじっと耐えるしかできないけれど、

それでも確かに、神様は朝に目覚める。

 

僕はこんなふうに思っているのです。

東北は４年ほど前に岩手・宮城を旅行したことがあります。
優しい空気の、大好きな土地です。
いつかまた、旅行に行きたいと思います。
 

shine on

 

被災地に光あらんことを。